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 Topics Vol3 台風のできかた

 「平成13年9月4日9時、南鳥島近海の北緯18度30分、東経152度50分において、熱帯低気圧が台風第15号になりました。 中心の気圧は996ヘクトパスカル最大風速は18メートルで中心から半径110キロ以内では 風速15メートル以上の強い風が吹いています。 台風はゆっくりした速さで西へ進んでいます。」
Topics バックナンバー
Vol1

ビールを冷やす方法
  (2001.08.17)

Vol2

雨の重さ
  (2001.08.25)

北太平洋西部や南シナ海に現れる熱帯低気圧のうち、その最大風速が17.2m/sを超えるものを台風と呼んでいます。台風は年間に約80〜100個程度発生し、そのうちの3割くらいが北太平洋西部で発生します。しかしコリオリ力が働かない赤道上では台風は発生しません。(台風が発生するのは、緯度が5度以上で海面水温が26〜27℃以上の海域です)
暖かい地方の海域では、海からの熱や海面から蒸発した水蒸気をたくさん含んでおり、「暖湿な空気」であるといえます。これが軽くなって上昇すると含んでいた水蒸気が凝結して雲を発生させるようになります。(積乱雲)水蒸気が水滴になるときに放出する潜熱の影響でこの上昇流はますます大きくなり(絶対不安定)周辺の空気を吸い上げながら成長します。
 このときにコリオリの力が影響し、北半球では中心に向かっていた風の流れが右向きに曲げられながら巻きこまれることになり、渦をまくようになるのです。 
 台風のは上空の風に流されるように進みます。したがって低緯度地方では東風に乗って西へ進みますが、北上するにしたがって太平洋高気圧の縁をまわりながら偏西風にのって東へ向きを変えます。(転向点)
このルートが秋には日本付近を通るようになるので、8月末から9月にかけて日本では台風に襲われることが多くなるのです。

台風のエネルギー源は海からの熱や水蒸気でした。したがって海水温の低い海域に来たり、陸上を通過するようになるとそのエネルギー源が断たれ、また地表との摩擦が大きくなって台風は衰弱するようになります。