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旧暦の1月7日は「人日」と呼び。五節句のひとつとされていました。この日に春の七草を入れた粥を食べると万病を除くと考えられてきました。この七草とは「セリ」「ナズナ」「コギョウ」「ハコベ」「ホトケノザ」「スズナ」「スズシロ」で下記のような薬効があるために、正月の料理でもたれた体の疲れをとる役目もあります。
「セリ」は香りが強く食欲をそそり、古来から薬草として用いられます。 肝臓の熱からくる目の充血、めまい、頭痛とふらつきをとり、頭をはっきりさせて精神状態を安定させ、肺を潤して咳を静め、むくみを尿として出します。止血や血圧を下げる作用もあります。
「ナズナ」は所謂ペンペン草といわれるもので、この薬草名はセイサイといいます。味は甘く、消化機能を整え、むくみをとり、止血、視力改善、血圧を下げるなどの作用があります。
「ゴギョウ」はハハコグサのことで、春に花をつけたら根から引き抜いて陰干しにします。これを煎じて、一日に10〜15g飲めば、咳を止め、痰を切ります。
「ハコベ」はハコベラやヒヨコグサのことで、みそ汁の具として用いられます。胃炎や胃弱に良く、歯が痛く、頬が腫れあがっている状態に、塩もみしたハコベの葉と梅干しの果肉をぬりあわせて貼ると効くとされます。
「ホトケノザ」はキク科のタビラコの別称でホトケのツズレともいいます。薬名は宝蓋草で、打撲、筋肉や骨の痛み、四肢のシビレに効くとされます。
「スズナ」は現代でいうところのカブになります。大根より甘く、大根と似た薬効があります。
「スズシロ」は現代いう大根のことです。切り刻んだ大根の汁をガーゼで絞りとり、氷砂糖を適量加えて、一回あたり五十ミリリットルを一日三回飲むと、胃腸に良く、熱を下げ、渇きを止め、鼻血にききます。水飴や蜂蜜を加えると、せき止めにもなります。大根百グラムとショウガ五十グラムを刻んで絞った汁を何回も飲めば、急性咽喉頭炎の妙薬になります。
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